2010年7月20日開催支援集会の報告
 

 事件発生から15年という節目の年にあたる今年の夏も720日(土曜日)、大阪市中央区の御堂会館難波別院南御堂で、林眞須美さんの再審を支援する集会を開催しました(主催:和歌山カレー事件を考える人々の集い)。今回も全国各地から多数の参加がありました。

 今回は、林さんの主任弁護人・安田好弘弁護士の日々の活動に密着したドキュメンタリー映画「死刑弁護人」を制作した東海テレビの齋藤潤一監督、岩井彰彦カメラマンをゲストに招き、安田弁護士と対談をして頂きました。

 齋藤監督は、安田弁護士の取材をするようになって、カレー事件に冤罪だという話があることを初めて知り、「驚いた」そうです。

 「大阪のマスコミ関係者に話を聞いたところ、この事件には冤罪だという話はあるが、マスコミが騒いだ事件なので、いまさら冤罪だという報道はできない、ということでした。安田さんを通して、もう一度カレー事件を考えてもらうきっかけになればということで、映画の中ではカレー事件を中心にすえました」と話されました。

 また、岩井カメラマンも「事件発生当時の過熱報道から先入観を持っていたが、いざ取材に入って、これはちょっと違うかもしれないな、と思うようになった」と話されました。

 その後に行われた弁護団の報告では、林さんに対する有罪認定の拠り所になった兵庫県の大型放射光施設Spring-8で行われたヒ素の鑑定について、小田弁護士が問題点を詳しく説明されました。

 また、カレー事件の各種鑑定にも関わっていた和歌山県警科捜研の主任研究員が鑑定結果の捏造を繰り返していた事件をめぐり、弁護団は和歌山県警に対し、この捏造事件の捜査状況などに関する行政文書を開示するように請求をしていたことが植田豊弁護士から報告されました。さらに新たに弁護団に加わった田中太朗弁護士、大堀晃生弁護士、西田理英弁護士の3人が紹介され、それぞれ抱負を語られました。
 そして最後は恒例通り、会の参加者に宛てた林眞須美さんのメッセージが読み上げられ、今回も支援集会は大盛況で幕を閉じました。

 以下に、小田弁護士と植田弁護士の報告、津久井叔子さんが林さんのメッセージを朗読されている場面の動画をアップしています。よろしければ、ご覧ください。


小田弁護士の話




植田弁護士の話




林さんのメッセージ






▲左から齋藤監督、岩井カメラマン、安田弁護士




▲小田弁護士





▲植田弁護士




▲新たに弁護団に加わった田中弁護士、大堀弁護士、西田弁護士(左から)




▲閉会の挨拶をする当会代表・鈴木





▲林さんのメッセージを朗読する津久井さん
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